名鉄乗り回し旅2003 (part3)




 次も、特急に乗るのですが、今回は、岐阜から豊橋まで乗りとおすので、指定券を購入しました。距離に関係なく、350円だけで指定席に座れます。
駅名を撮ろうとすると、JRの高架橋に485系の「しらさぎ」が通過しました。この車両も、3月の改正で半分の運用がリストラされ、秋になると、全車両がリストラとなってしまいます。485系の働き口は、見つかるのでしょうか?
 今回は、一番前の座席に乗ることにします。ご覧のように、前面展望が可能な配置となっております。
筆者は一番前に座ろうと思い指定したのですが、なんと、隣の席に座る者がいました。指定券を見ると、筆者の隣の通路側の席になっていました。しかもカメラなどの重装備…。そのため、一緒に座るのは、嫌なので、その人に、譲ることにしました。
しかし、一番前の席を指定して、通路側の席になってたらおかしい…と思うのが、「鉄」の人なんですけどねぇ…。
 特急は、12時54分定刻に発車しました。
先頭部のほうは、ハイデッカー式なので、普段の車両より高く見えるのがポイントなのです。
この画像は、岐阜城です。デジカメでズームして撮りました。ちなみに時速100キロの走行中に撮影しました。くっきり見えていますね。
 これは、木曽川橋梁です。わずか5分少々で、岐阜県から愛知県に移ります。
このあたりから、一気にスピードがアップしてきました。
 木曽川を渡っていると、写真右のほうに、タワーが見えると思いますが、木曽三川公園のひとつ、一宮地区にある、138タワーです。わたくしは、まだあのタワーの上には、行ったことがありません。
138の意味、一宮の意味です。語呂合わせですね。
 新岐阜駅からわずか10分で新一宮駅に到着です。前面展望を譲ったので、わたくしは、前から3番目の席に座っていますが、3番目からでも余裕で見られます。
左側にある、線路はJR東海道線で、一宮から木曽川間は、名鉄とJRが並行して走っており、スピードレースが楽しめる感じですね。名鉄vsJR線の感じです。
 特急は、急行停車駅のほとんどで、ミュージックホーンを鳴らしまくっておりました。
やはり、ミュージックホーンを鳴らさないと、特急ではないですね。
私の住んでいる新清洲駅を通過し、犬山線と分岐する、枇杷島信号所を通過中の画像です。
この車両は、名鉄小牧線の車両で、地下鉄4号線に接続するために、作られた車両です。転換クロスシートとロングシートが半分ずつに別れている車両です。
このあたりから速度制限が厳しく、70km以下の走行です。
 名古屋駅で、例の通路側の席の人が御礼を言って、名古屋駅で降りました。
私の考えとしたら、当然です。そこで、無視をして降りていったら、逆に、わたくしは怒っていますね。
やはり、「鉄」としては、譲られたら、感謝の敬意を表すのが常識ですね。わたくしも以前、譲ってもらったことがあり、降りる間際に、御礼を言いましたので…。でも、最近ではそういう人が少ないですからね。シカト(無視)して降りていく不届き者がいるのもわたくしの経験でありますからね。マナーは守ってもらいたいものです。「鉄」の人も一般の人たちも。
この画像は、神宮前駅です。ここで、名古屋本線と河和線と別れます。そして、ここから速度を上げていきます。
 列車は、再び、知立駅に到着しました。この知立駅は、3面5線のホームとなっております。
三河線の列車は、両方向ともまだ到着しておりませんでした。一般席はかなり乗客が多いようですが、指定席車は、ほとんど誰も乗っていない状態です。快適そのものです。
 知立駅を過ぎ、新安城駅付近に来ると、時速120kmの表示が見えるようになりました。線型がよくなり、安定した走行が続きます。
矢作川を渡り、岡崎城が見えてきました。もうすぐ東岡崎に到着です。
 東岡崎を過ぎると、次は、豊橋まで約20分です。
地理に強い方なら、濃尾平野一帯を走行しているように思われるかもしれませんが、この画像のように、丘陵地帯に入ります。
さすがに、少し速度が落ちます。
 丘陵地帯を抜けると、また平野に戻ります。そうなるともう豊橋に近いです。
この画像は、豊川の手前の信号所です。この分岐している線路は、JRの飯田線です。そうなんです。豊橋の手前で、飯田線と合流し、JRと共同使用となります。
前方には、豊橋の市街地が見えてきました。
 約1時間10分で終点の豊橋に着きました。
豊橋駅は、少し見にくいのですが、JR線が2線つかっており、名鉄は、左側の1線しか使われておりません。
豊橋駅ではJRが優勢ですね。名鉄は遠慮して一線だけ使わせてもらっています、というような雰囲気です。
ここから折り返しの特急に乗って、今度は知多半島へ向かいます。
 特急に乗り込む前に、この駅名版…。おかしいですね。JRの駅名版と同じものが使われております。これをみれば、名鉄が間借りしているように思えますね。
14時32分の特急に乗りました。これから神宮前まで向かいます。
 帰りの特急は、半分くらいの席が埋まっておりました。
豊橋発車時、JRの313系と同時発車したのですが、あっという間に、313系は追い抜いていきました。軍配はJRか…。
この特急では、時速120kmが頻繁に出ていました。
 40分で神宮前駅に到着しました。ここから、河和線の特急に乗り換えです。
すぐに、乗り換えホームへ行くことにしました。しばらく待合室で待っていると、豊橋で追い抜いた313系が、通過していきました。豊橋発車時では、名鉄特急が負けましたが、どこの区間でこのように差がついてしまうのでしょうか?…ということは、豊橋へは名鉄特急の方が速いですね。




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